教育と国民概念
新潟大学法学部の栗田佳泰教授をお招きして、法理学ゼミにて「教育と国民概念」をテーマにご講演いただきました。
■開催日時:2025年3月14日(金)15:00~17:00
■場所:千葉大学人文公共学府棟4階 共同研究室
■形式:対面
■司会:川瀬貴之(千葉大学教授)
■言語:日本語
千葉大学国際高等研究基幹 研究支援プログラム
New Frontiers of Studies on Fair Society: Values and Public Vision in the age after COVID-19
上智大学で開催された国際開発学会第34回全国大会に、千葉大学国際高等研究基幹研究支援プログラム「公正社会研究の新展開」:COVID-19後
の時代の価値観と公共ビジョン主催・後援にて、
ウェルビーイングと経済政策形成の分野における世界的な経済学者(Dr.Arthur Grimes、Motu Economic and Public Policy Research Trust上級研究員、Victoria University of Wellington経済学非常勤教授、University of Waikato,New Zealand経済学名誉教授 関連ウェブサイト:https://www.wgtn.ac.nz/sog/about/emeritus-and-adjunct-professors/arthur-grimes)をお招きし、主観的幸福感、客観的経済政策(国家予算として財政的価値が配分される)、持続可能な開発目標(SDGs)の相互関係について、アーサー・グライムズ教授、小林正弥教授、石戸光教授、フロアからの参加者で、議論しました。
アーサー・グライムズ教授は、公共政策と強いつながりを持つ著名な経済学者です。2003年から2013年までニュージーランド準備銀行議長を務め、それ以前はチーフエコノミストとして、現在有名な「インフレターゲット」の主要な立役者でした。彼の現在の研究テーマは、ウェルビーイングの経済学と、詳細な国家予算問題を伴う経済政策立案であり、ラウンドテーブルでは、SDGsのアジェンダの上位にある主観的指標と客観的指標の相互関係について議論しました。
アーサー・グライムズ教授による基調講演の後、オンライン・ディスカッションの参加者(小林正弥教授、専門家)による討論が行われました。その後、フロアの参加者からコメントや質問が寄せられました。
セッションは盛況のうちに終了しました。
■開催日時:2023年11月12日(日)9:30-11:30
■開催場所:上智大学 紀尾井坂ビルB112
■国際開発学会第34回全国大会:こちらより
■ラウンドテーブル詳細:こちらより
3月に行った国際オンラインセミナー「公正社会・正義・貧困:ミャンマーを事例」に引き続き、「ミャンマーの社会経済状況の現状と課題」をテーマに研究会を行いました。
当日は、参加者との意見交換の時間が有意義に持たれました。
■開催日時:2023年11月10日(金)16:00-18:30
■形式:オンラインzoomと対面
ニュージーランドの経済学者アーサー・グライムズ教授をお招きし、ウェルビーイング・公共政策について研究会を開催しました。アーサー・グライムズ教授はニュージーランドのヴィクトリア大学ウェリントンを拠点に公共政策やウェルビーイング経済学に多大な関心を持つ経済学者です。今回は、アーサー・グライムズ教授より、「ウェルビーイングと公共政策」をテーマにご講演いただきました。また、公共政策やウェルビーイングに関わる様々な研究動向について、討論と質疑応答が活発に行われました。
初日はアーサー・グライムズ教授より、「ウェルビーイングと公共政策:前者(ウェルビーイング)に焦点を当てて」をテーマにご講演いただきました。また、参加者の質問に回答し、有意義な交流を行いました。
■開催日時:2023年11月8日(水)10:00-12:00/13:00-15:00(日本時間)
■形式:対面
■アジェンダ:
【開会挨拶】小林正弥(千葉大学教授)
【講演】アーサー・グライムズ(ヴィクトリア大学ウェリントン教授)
「ウェルビーイングと公共政策:前者(ウェルビーイング)に焦点を当てて」
【討論】水島治郎(千葉大学教授)、小林正弥(千葉大学教授)、石戸光(千葉大学教授)
【質疑応答】
■司会:石戸光(千葉大学教授)
■言語:英語
翌日は千葉大学小林正弥教授より、「ウェルビーイングと公共政策:後者(公共政策)に焦点を当てて」をテーマにご講演いただきました。また、アーサー・グライムズ教授はコメントを寄せて意見を交わしました。そして、水島治郎教授と石戸光教授も討論者として議論や質問を行いました。
■開催日時:2023年11月9日(木)10:00-12:00/13:00-15:00(日本時間)
■形式:オンラインzoomと対面
■アジェンダ:
【講演】小林正弥(千葉大学教授)
「ウェルビーイングと公共政策:後者(公共政策)に焦点を当てて」
【討論】アーサー・グライムズ(ヴィクトリア大学ウェリントン教授)、水島治郎(千葉大学教授)、石戸光(千葉大学教授)
【質疑応答】
【閉会挨拶】水島治郎(千葉大学教授)
■司会:石戸光(千葉大学教授)
■言語:英語
第3回国際温暖化対策研究会を開催しました。
今回は「公正な政策づくりを目指して」を巡って、諸富徹京都大学教授より、「環境と経済成長―公正な移行に向けて」をテーマに、張暁芳千葉大学特任助教より「EU炭素国境調整メカニズム(CBAM)のルールは公正か」をテーマにご講演いただきました。諸富教授は、世界や日本における脱炭素社会の最新動向、日本が直面している課題や公正な移行を実践する米国の事例など、示唆に富むトピックを数多くご提示してくださいました。張暁芳特任助教にはEU-CBAMの最新動向とその影響について公正な観点からご講演いただきました。また、千葉大学教授の水島治郎教授、石戸光教授は討論者として、2つの講演内容について講演者にコメントや質問をしました。最後の質疑応答セクションにおいて活発な質疑応答が繰り広げられました。
第2回地球温暖化対策研究会を開催しました。
近藤昭彦千葉大学名誉教授(元千葉大学環境リモートセンシング研究センター教授)より、「もと理系の視点から地球温暖化問題とひとの対応」をテーマにご講演いただきました。理系、文系それぞれの視点から地球温暖化問題に対する認識と課題を紹介し、今後文理融合の必要性と可能性などについて議論しました。また、会場から様々な質問が寄せられ、活発な質疑応答が繰り広げられました。
2023年度初の国際オンラインセミナーを開催しました。
当日は、カナダをはじめ北米にて実務面の様々なネットワークをお持ちでビジネス業界で著名なアルゴンキンカレッジのパトリック・チャールトン教授にご講演いただきました。チャールトン教授のお知り合いで実務に深くかかわるお2人の方も加わってお話しくださり、コロナ禍を経たカナダの動向、および公正とウェルビーイングに配慮した今後の社会づくりについて、理論と実務が交差する有意義な議論の機会となりました。
■オンデマンド配信:こちらより
■開催日時:2024年6月21日(水)10:00-12:00(日本時間)
■形式:オンラインZOOM
■アジェンダ:
【開会挨拶】水島治郎(千葉大学教授)
【講演】パトリック・チャールトン(アルゴンキンカレッジ教授)
"Social Fairness and Work Engagement in Canada during COVID-19: A Business Dimension"
【討論】水島治郎(千葉大学教授)
小林正弥(千葉大学教授)<報告者:石戸光(千葉大学教授)>
【質疑応答】
【閉会挨拶】石戸光(千葉大学教授)
■司会:石戸光(千葉大学教授)
■言語:英語
当日はお2人のご登壇者にお話しいただき、ミャンマーにおけるクーデター後の同国の社会正義を巡っての価値意識の差異、市民の置かれた低いウェルビーイン
グの状況、国軍と国民の対立を解消するための共通理解のあり方についての議論がなされました。
■日時:2023年3月24日(金)10:30-12:30(日本時間)
■形式:オンラインZOOM
■アジェンダ:
【開会挨拶】石戸光(千葉大学教授)
【講演】講演者1
【討論】水島治郎(千葉大学教授)
小林正弥(千葉大学教授)
【講演】講演者2
【討論】水島治郎(千葉大学教授)
小林正弥(千葉大学教授)
【質疑応答】
【閉会挨拶】石戸光(千葉大学教授)
■【司会】石戸光(千葉大学教授)
■言語:英語・日本語
ポジティブ政治心理学国際セミナーの第3回のオンデマンド配信を開始しました。 コンピュータサイエンスに詳しく、科学技術的な方向とポジティブ心理学を結合した最先端の研究をされているペンシルバニア大学のライル・アンガー教授に、 ソーシャルメディアにおける言語を通じたウェルビーイングの測定についてご講演いただきました。 小林正弥教授(千葉大学教授)により、講演の内容について日本語で解説もいただいています。 是非ご覧ください。
■オンデマンド配信:こちらより
■開催日時:2024年3月24日(金)8:00-10:00(日本時間)
■形式:オンラインZOOM
■アジェンダ:
【開会挨拶】石戸光(千葉大学教授)
【講演】ライル・アンガー(ペンシルベニア大学教授)
"Measuring well-being through social media language"
【討論】小林正弥(千葉大学教授)
石戸光(千葉大学教授)
【質疑応答】
【閉会挨拶】石戸光(千葉大学教授)
■司会:石戸光(千葉大学教授)
■言語:英語
千葉大学人文公共学府と上海大学外国語学院は、共催で国際シンポジウムを開催し、公正社会研究は協賛しました。 シンポジウムでは、言語学、教育学、文学、社会学、政治学などの研究者が最新の研究成果を発表し、日本語教育と日本文学研究について学際的に議論しました。 当日は、日中合わせて158名が参加し積極的な質問がなされ、活発な質疑応答が繰り広げられました
■日時:2023年3月4日(土)13:30-18:30(日本時間)
■形式:ハイブリッド形式 対面(上海大学) 及び オンラインZOOM
■アジェンダ:
【開会挨拶】尚 新 院長(上海大学外国語学院英語科教授)
山田 賢 副学長/学府長(千葉大学大学院人文公共学府教授)
【趣旨説明】趙 瑩波 主任(上海大学外国語学院日本語科教授)
【研究報告➀】発表:王 潔(上海大学外国語学院日本語科修士課程)
大江健三郎と莫言の文学に関する比較研究
―『万延元年のフットボール』と『豊乳肥臀』を中心に―
コメント:山崎 和(千葉大学大学院人文公共学府博士後期課程)
【研究報告②】発表:中山 新也(千葉大学大学院人文公共学府 博士後期課程)
大岡昇平『レイテ戦記』における戦争の構造
コメント:孫 若聖(上海大学外国語学院日本語科准教授)
【研究報告③】発表:施 贇云(上海大学外国語学院日本語科修士課程)
近代における中日の農村児童教育に関する比較研究
―宮澤賢治と陶行知の教育実践活動を例として―
コメント:重永 楽(千葉大学大学院人文公共学府博士後期課程)
【研究報告④】発表:堀内 京(千葉大学大学院人文公共学府非常勤講師)
改稿された〈郷土〉
―川端康成『雪国』の生成―
コメント:王頎(上海大学外国語学院日本語科准教授)
【研究報告総括】大原 祐治(千葉大学大学院人文公共学府教授)
【交流懇親会】
【閉会の辞】唐 青葉 副院長(上海大学外国語学院英語科教授)
水島 治郎 学府長代理(千葉大学大学院人文公共学府教授)
■【総合司会】廖 瑞平(上海大学外国語学院)
■【研究報告司会】坂本 秀幸、趙 艶利
■主催:千葉大学人文公共学府・上海大学外国語学院
■協賛:千葉大学公正社会研究・上海大学日本語科
■協力:上海大学東亜研究センター・上海大学日本研究交流センター
■言語:日本語 (中国語への通訳あり)
ポジティブ政治心理学国際セミナーの第2回のオンデマンド配信を開始しました。 今回は、ヴィクトリア大学ウェリントン校のアーサー・グライムス教授にオンラインで講演していただきました。アーサー・グライムス教授は、ニュージーランド準備銀行の理事、ニュージーランド金融市場庁の理事を歴任した経済博士で、経済福祉の分野で数々の賞を受賞しています。「インフレーションターゲット」の分野の世界的権威で、ウェルビーイングを具体的な政策に落とし込むための研究をされており、ニュージーランドでは、国レベルでも重要な貢献をされています。 また、メルボルン大学でウェルビーング科学について研究されているアーロン・ジャルダン准教授にコメントをいただきました。 本プロジェクト構成員との討議もございます。是非ご覧ください。
■オンデマンド配信:こちらより
■開催日時:2023年2月22日(水)
■形式:オンラインZOOM
■アジェンダ:
【開会挨拶】水島治郎(千葉大学教授)
【講演】アーサー・グライムス(ヴィクトリア大学ウェリントン教授)
"Wellbeing and Public Policy:Challenges for a Post-Covid Fair Society"
【コメント】アーロン・ジャルダン(メルボルン大学准教授)
【討論】水島治郎(千葉大学教授)
小林正弥(千葉大学教授)
【質疑応答】
【閉会挨拶】水島治郎(千葉大学教授)
■司会:石戸光(千葉大学教授)
■言語:英語
科研プロジェクト 基盤研究(A)「『右』と『左』のポピュリズム:グローバル比較分析によるポピュリズム研究の新展開」(課題番号:21H04386)
では、
2022年12月2日(金)に「アメリカ政治のいま:2022年中間選挙と民主政治・ポピュリズム」と題するウェビナーを開催しました。
『アメリカニズムー「普遍国家」のナショナリズム』、『アメリカ 過去と現在の間』、『グローバル時代のアメリカ 冷戦時代から21世紀』などの著作で知られる古矢旬先生と、
The Democratic Wish:Popular Participation and the Limits of American Government、Hellfire Nation:
The Politics of Sin in American History、Republic of Wrath: How American Politics Turned Tribal,
from George Washington to Donald Trump などの著作で知られるJames A. Morone先生にご講演いただきました。
本ウェビナーは、オンデマンド配信でいつでもご覧いただけます。
■オンデマンド配信はこちらより:全編日本語版
、オリジナル言語版
■ウェビナーの要約はこちらより:閲覧
■日時:2022年12月2日(金)
■開会挨拶:水島治郎(千葉大学教授)
■講演:古矢旬(北海道大学名誉教授/アメリカ学会元会長)
「アメリカ・デモクラシーの今」
James A. Morone (Prof.at Brown University)
“Ferocious Politics in America:The Past,the Present,and the Future”
「アメリカにおける獰猛な政治―過去・現在・未来」
■討論:西山隆行(成蹊大学教授)
■使用言語:日本語・英語(同時通訳あり)
■主催:科研プロジェクト 基盤研究(A)「『右』と『左』のポピュリズム:グローバル比較分析によるポピュリズム研究の新展開」
(課題番号:21H04386)(研究代表者:水島治郎(千葉大学))
■共催:千葉大学国際高等研究基幹研究支援プログラム「公正社会研究の新展開」(代表:水島治郎(千葉大学))
Mr.Alfonso Torrero(Ph.D.Candidate at Universidad Autónoma Metropolitana, Mexico held an online seminar. His presentation considers regional development, poverty, and communities in Mexico, from the perspective of fairness.
■オンデマンド配信:こちらより
■日時:2022年11月18日(金)
■形式:オンラインZOOM
■司会:石戸光(千葉大学教授)
■アジェンダ:
【開会挨拶】水島治郎(千葉大学教授/公正社会研究の新展開代表)
【講演】アルフォンソ・トレーロ(メキシコメトロポリタン自治自治大学)
"メキシコにおける地域開発、貧困およびコミュニティ:公正の観点から"
【討論】
【閉会挨拶】
The aim of this online seminar is to address the issue of disparities and seek for a way to achieve “fairness” under the global economy currently suffering from the negative impact of the COVID-19, a pandemic which have since Dec. 2019 been making an unprecedented impacts on socioeconomic activities across the globe.
"千葉大学ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)"の支援により、第1回国際温暖化対策研究会を開催しました。 本研究会では、アフターコロナの公正社会の方向性やあるべき姿について、 環境分野の視点から国際的な検討を行い、温暖化による気候変動の悪影響を回避するために、国または個人として何ができるかを議論しました。第1回目では、日中韓国3カ国を中心に、 それぞれの国における温暖化対策の取り組みの具体策、 最新状況や課題などについて、 国内外におけるこの分野の研究より情報共有し、意見交流を行いました。
ミュンヘン工科大学教授のクリストフ・リュトゲ先生をお招きして国際ワークショップを開催しました。是非ご覧ください。
■オンデマンド配信:
こちらより
■開催日時:2022年8月3日(水)
■形式:オンラインZOOM
■アジェンダ:
【開会挨拶】水島治郎(千葉大学教授)
【講演】クリストフ・リュトゲ(ミュンヘン工科大学教授)
"The German Migration Crisis 2015 and 2016:Ethics, Strategy and Public Dialogue"
【討論】川瀬貴之(千葉大学准教授)
"Multiculturalism and Liberal Nationalism:Liberal Integration of Immigrants"
【討論】質疑応答
【閉会挨拶】水島治郎(千葉大学教授)
■司会:川瀬貴之(千葉大学准教授)
■言語:英語
本プロジェクト構成員から国際的に新しく提起された
「ポジティブ政治心理学」に関して国際セミナーを開催しました。
初回は「ウェルネスと公正:心理学と社会的次元」をテーマとし、コミュニティ心理学の世界的権威、マイアミ大学のプリレルテンスキー教授
にご講演していただきました。プリレルテンスキー教授は、個人的・組織的・コミュニティなどに関する多次元的ウェルビーイングの概念を提唱されています。
セミナーでは、心理学および社会科学の観点からワーク・エンゲイジメント研究で著名な
島津明人教授(慶應義塾大学)及びポジティブ政治心理学の国際的提唱者である小林正弥教授(千葉大学)
にもコメントしていただきました。是非ご覧ください。
2022年度、千葉大学の公正社会研究は、千葉大学国際高等研究基幹・研究支援 プログラムとして再スタートを切ることとなり、これを記念し、キックオフワー クショップをオンラインで開催いたしました。コロナ後のグローバル社会を展望 するこのワークショップでは、メキシコを含め3名の若手研究者が報告を行い、 活発に議論が展開されました。