「グローバル関係学」公募研究者報告会開催のご案内 (1月21日配信)


 新学術領域研究「グローバル関係学」では、2017-18年度、および2019-20年度に領域が実施する「グローバル関係学」に密接な関係を持つ研究を行う公募研究者を募集し、領域全体の研究にさまざまな形で貢献いただいてきました。
 このたび、プロジェクト最終年度を迎えて、これら公募研究者の方々の研究成果を、一堂に会してご報告いただく「公募研究者報告会」をオンラインで実施することとなりました。 2日間にわたる長丁場ですが、ぜひ、多くの方々のご参加をお待ちしております。

【日時】
2021年2月15日(月)10:00-16:10
2021年2月16日(火)10:00-16:45
【会場】
Zoomによるオンライン開催

【参加登録】
2月13日までに、下記のフォームから参加登録をお願いいたします。登録を頂いた方宛に、担当者よりzoomウェビナーへの参加手続き情報をお送りいたします。

参加申し込みフォーム(Googleフォーム)
https://forms.gle/KRYFtCneHkfR9x7S8

【プログラム】(発表題は、採択された公募研究課題名を示す)

2/15(月)

10:00-10:15
開会
10:15-11:00
発表者 岩下明裕(北海道大学)
「グローバル関係学における境界化現象の総合的研究」
討論者 石田憲(千葉大学)
11:00-11:45
発表者 水野貴之(国立情報学研究所)
「グローバル時代の複雑化する社会的責任のネットワーク科学による見える化」
討論者 山尾大(九州大学)
13:00-13:45
発表者 高光佳絵(千葉大学)
「戦間期から冷戦初期に至るアジア・太平洋地域の広域ネットワーク」
討論者 鈴木絢女(同志社大学)
13:45-14:30
発表者  東聖子(近畿大学)
「スィク教徒の非国家ネットワークとインド領パンジャーブの現代的危機に関する研究」
討論者 井上あえか(就実大学)
14:40-15:25
発表者 張雲(新潟大学)
「国内エピステミック・コミュニティと国際関係の相互認知再形成のメカニズム」
討論者 石田憲(千葉大学)
15:25-16:10
発表者 玉置敦彦(中央大学)
「グローバル政治秩序の研究―アジア太平洋における『埋め込まれたリベラルな国際秩序』」
討論者 岩下明裕(北海道大学)

2/16(火)

10:00-10:45
発表者 辻上奈美江(上智大学)
「中東の難民女性の法・社会的地位と労働からみるジェンダー関係」
討論者 後藤絵美(東京大学)
10:45-11:30
発表者 池田昭光(明治学院大学)
「現代レバノンのマロン派にみるアイデンティティ再編と社会関係」
討論者 後藤絵美(東京大学)
11:40-12:25
発表者 ヘーゼルハウス・ヘラト(筑波大学)
「越境的合流―ヨーロッパの難民問題」
討論者 松尾昌樹(宇都宮大学)
13:20-14:05
発表者 松本尚之(横浜国立大学)
「関係学的視点に基づく協同調査の可能性:東アジア=アフリカ間の人の移動を事例として」
討論者 松尾昌樹(宇都宮大学)
14:05-14:50
発表者 岡野英之(近畿大学)
「越境的非国家ネットワークの研究-シャン人による武力闘争・NGO/CSO・違法薬物(タイ)」
討論者 落合雄彦(龍谷大学)
15:00-15:45
発表者 清野薫子(東京医科歯科大学)「保健医療に係るグローバルパートナーシップ:東アフリカ地域の非感染症対策の事例検証」
討論者 落合雄彦(龍谷大学)
15:45-16:30
発表者 牧野冬生(駒沢女子大学)「カンボジアの慰霊の空間と『共通の当事者性』の理論化に関する学際的取組」
討論者 辻上奈美江(上智大学)
16:30-16:45
閉会

【問合せ先】千葉大学・グローバル関係融合研究センター内事務局
Email: glblcrss*chiba -u.jp(*を@に代えてご利用ください)

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