グローバル関係学2019年度国際会議「Resources and Human Mobility」、盛会のうちに終了しました

　2019年12月2-3日、マヒドン大学インターナショナルカレッジとの共催で、同カレッジCharinyarasami Hallにて国際会議「International Conference on Resources and Human Mobility（資源および人の移動に関する国際カンファレンス）」が開催されました。
　本会議は過去２回の国際会議での議論を踏まえ、グローバル関係学の海外における研究拠点の１つとしての千葉大学バンコクキャンパス（マヒドン大学インターナショナルカレッジ内に設置）と同カレッジとの連携により実現した国際研究活動の１つです。東南アジアをはじめ、中東、アフリカ、欧州など海外からの第一線の研究が集結して活発な研究報告および討論が行われ、その様子は日本の千葉大学にも同時ストリーミング配信されました。また会議のテーマに則した査読付きの英文ジャーナルにも、本会議のサマリーおよび個別論文が今後掲載予定となっています。

　会議の趣旨は、以下の通りです。

　人の移動は、広義の「資源」（天然資源のみならず、生活水準や雇用機会を含む経済的「資源」、民主主義など特定の統治体制としての政治的な「資源」、アイデンディを含む文化的な「資源」）に大きく影響され、逆の影響もまた想定される。さらに人の移動と「資源」との関係性は地球規模・地域的・国家間および国内主体間の関係性として階層的・複層的に関わりあっている。本国際会議は、この状況を具体的かつ理論的に把握することを目的とする。

会議のプログラムや報告書については、以下をご参照ください。

【プログラム・要旨集】
Programme and Abstracts

【報告書】
Conference Report Day 1
Conference Report Day 2

会議の様子は、以下のページよりご覧下さい。

【ギャラリー】
ギャラリー：2019年度国際会議「Resources and Human Mobility」

【動画】
2019年度国際会議「Resources and Human Mobility」Keynote speech　動画

【記事】
マヒドン大学インターナショナルカレッジのウェブサイトに会議の様子が掲載されています。

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関連研究計画：国際活動支援班

(配信日：2020年1月14日)
(動画掲載日：2020年3月19日)