Online Book Talk/巣ごもり読書会『イスラームのアダム』開催のご案内(2月26日配信)

Online Book Talk
巣ごもり読書会『イスラームのアダム』

 下記の通り、オンラインでの読書会を開催します。
 今回は『イスラームのアダム??人間をめぐるイスラーム神秘主義の源流』(慶應義塾大学出版会,2021)を題材に、ヒューマニズム/人文学と人間論について考えてみたいと思います。ふるってご参加ください。

日時:
2021年3月29日(月)20:00~21:00
会場:
Zoomを利用したオンライン開催
◆語り手:
澤井 真(天理大学)
長沢 栄治(東京外国語大学)
◆今回の課題図書:
澤井真『イスラームのアダム――人間をめぐるイスラーム神秘主義の源流』(慶應義塾大学出版会,2021)(タイトルをクリックすると出版社のページに移動します)
◆参加方法:
ご参加希望の方は登録フォーム( https://forms.gle/YZBmz3xw3iqBr61GA )またはポスター内のQRコードより前日までにお申し込みください。
※ZoomのURLを当日正午までにe-mailアドレスにお送りします。

◆登壇者紹介

澤井 真(天理大学)
スーフィズム(イスラーム神秘主義)の代表的思想家・イブン・アラビー の思想が、女性に注目することで新たな人間論を構築しており、ジェンダー論にも大きな影響を与えていることを知る。「男/女の解消─スーフィズムの人間観」(『ジェンダー研究』21号、2019年)など。天理大学おやさと研究所講師。

長沢 栄治(東京外国語大学)
ヒューマニズム/人文学研究にとって「イスラーム・ジェンダー学」の視角がなぜ重要なのか、「イスラームのアダム」論から勉強したことについて、何かコメントをしてみたいと思います。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フェロー/東京大学名誉教授。

◆主催:・科研費基盤研究(A) イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(代表:長沢栄治)

・グローバル秩序の溶解と新しい危機を超えて:関係性中心の融合型人文社会科学の確立 B01班規範とアイデンティティ(代表:酒井啓子)

◆共催:・東京大学 東洋文化研究所、日本・アジアに関する教育研究ネットワーク

◆問い合わせ:イスラーム・ジェンダー学科研事務局 (office@ islam-gender.jp)

関連研究計画:計画研究B01