Online Book Talk/巣ごもり読書会『エルサレムのパレスチナ人社会』開催のご案内(12月29日配信)

Online Book Talk
巣ごもり読書会『エルサレムのパレスチナ人社会』

下記の通り、オンラインでの読書会を開催します。
今回は『エルサレムのパレスチナ人社会-壁への落書きが映す日常』(風響社, 2020)を題材に、エルサレムという街に暮らすパレスチナ人の日常と占領の現状について考えます。東西エルサレムという場所の特殊性、人々の生活やアイデンティティに関わる言語、仕事、結婚、居住空間の確保といった問題をめぐり、比較的近年に現地に滞在した二人の語り手が思うところを話し合います。ふるってご参加ください。

日時:
2021年1月10日(日)20:00~21:00
会場:
Zoomを利用したオンライン開催
◇司会:
小野仁美(東京大学)
◆語り手:
臼杵悠(一橋大学院生)
南部真喜子(東京外国語大学院生)
◆今回の課題図書:
南部真喜子『エルサレムのパレスチナ人社会――壁への落書きが映す日常』(風響社、2020年)
◆参加方法:
ご参加希望の方は登録フォーム( https://forms.gle/XMVC8QHDkr1EBYXs8 )またはポスター内のQRコードより前日までにお申し込みください。
※ZoomのURLを当日正午までにe-mailアドレスにお送りします。

◆登壇者紹介

臼杵 悠(うすき はるか)
パレスチナ出身者が多く住むヨルダンの人口移動や社会経済状況に関心を持ち、研究している。2014年4月から2016年3月にアンマン、2018年4月から2019年9月にはエルサレムに滞在した。主著『移民大国ヨルダン:人の移動から中東社会を考える』(風響社、2018)。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程。

南部 真喜子(なんぶ まきこ)
パレスチナにおける、イスラエル当局によるパレスチナ人の逮捕や投獄の問題を中心に研究している。2015年から2017年に、現地調査のためエルサレムに滞在。当時の日常を綴った本書『エルサレムのパレスチナ人社会―壁への落書きが映す日常』を執筆。東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程。

◆主催:・科研費基盤研究(A) イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(代表:長沢栄治)

・グローバル秩序の溶解と新しい危機を超えて:関係性中心の融合型人文社会科学の確立 B01班規範とアイデンティティ(代表:酒井啓子)

◆共催:・東京大学 日本・アジアに関する教育研究ネットワーク

◆問い合わせ:イスラーム・ジェンダー学科研事務局 (office@ islam-gender.jp)

関連研究計画:計画研究B01