Online Book Launch 3 「アフマド・サアダーウィー『バグダードのフランケンシュタイン』――著者からのメッセージ」開催のご案内(11月19日配信)

Online Book Launch 3
アフマド・サアダーウィー『バグダードのフランケンシュタイン』
―著者からのメッセージ―

 アフマド・サアダーウィーは1973年、バグダード生まれのイラク人小説家です。2014年に発表した『バグダードのフランケンシュタイン』がアラブ小説国際賞を受賞し、英訳がブッカー国際賞とアーサー・C・クラーク賞の最終候補に選ばれました。国際的に高く評価されるこの小説の日本語訳が今年10月に集英社から刊行され、中東発のディストピア・SF小説として注目されています。
 今回は、バグダード在住の著者から日本の読者に向けたビデオメッセージを視聴した後、訳者の柳谷あゆみさんとイラクの専門家である酒井啓子さんをお迎えし、イラク戦争後の混乱が続く2005年のバグダードを舞台に、自爆テロの犠牲者たちの遺体から生み出された怪物が引き起こす狂騒を描いた本作の背景と魅力についてお話しいただきます。

登壇者:
アフマド・サアダーウィー(作家) *事前録画のビデオメッセージでの参加
柳谷あゆみ((公財)東洋文庫)
酒井啓子(千葉大学)
司会:
山本薫(慶應義塾大学)
開催日時:
2020年12月23日(水)20:00~21:30
開催方法:
Zoomウェビナーを利用したオンライン開催です。下記URLから事前登録して下さい。参加用のリンクが記載された確認メールが送られます。
https://keio-univ.zoom.us/webinar/register/WN_11m7syQVQ5-HwSaJI7w41Q

主催: 新学術領域研究グローバル関係学B01班「規範とアイデンティティ:社会的紐帯とナショナリズムの間」

共催:中東現代文学研究会(科研費基盤A「トランスナショナル時代の人間と『祖国』の関係性をめぐる人文学的・領域横断的研究」)

問い合わせ:山 本薫(慶應義塾大学) E-mail: kaoruyama@keio.jp

関連研究計画:計画研究B01