連続ウェブ・セミナー「新型コロナウィルスと中東」第6回「中東紛争地におけるコロナ感染症対策の現状:イエメン、シリア、レバノンの事例から」開催のご案内(10月1日配信)

連続ウェブ・セミナー「新型コロナウィルスと中東」
第6回 「中東紛争地におけるコロナ感染症対策の現状:
イエメン、シリア、レバノンの事例から」

 これまで本連続ウェブセミナーでは、新型コロナウィルスが中東に与えている影響を、エネルギー、経済の観点から、またイスラエル/パレスチナ社会や湾岸の移民コミュニティに光を当てて議論してきました。
 第6回の本セミナーでは、イエメン、シリアなどの紛争地を中心に、まさに現地で感染症対策に当たっておられる方々から、現状と問題を伺います。

司会:酒井啓子(千葉大学)

登壇者・テーマ:
小玉千織(WHO東地中海地域事務局(中東・北アフリカ)・WHO健康危機対応部門 感染症危機管理専門官)
 「イエメンの事例」
竹内晶子(WHOシリア・アラブ共和国 感染症危機管理専門官)
 「シリアの事例」
五十嵐真希(国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)中東・北アフリカ地域緊急保健コーディネーター兼日本赤十字社 中東地域首席代表)
 「レバノンの医療現場から」

討論:清野薫子(東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 講師)

開催日時:2020年11月5日(木)17:00~19:00
開催場所:zoomを利用したオンライン開催

共催: 新学術領域研究「グローバル関係学」
日本エネルギー経済研究所中東研究センター
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)

*11月3日までに、下記のフォームから参加登録をお願いいたします。登録を頂いた方宛に、後日担当者よりzoomウェビナーへの参加手続き情報をお送りいたします。

参加申し込みフォーム(Googleフォーム)
https://forms.gle/U5VhFd8ZeSAsu74v8

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 「中東木曜フォーラム」では、新学術領域研究「グローバル関係学」、日本エネルギー経済研究所中東研究センター、東京大学中東地域研究センター(UTCMES)とともに、オンラインで中東に関わる人たちをつなぎ、コロナ禍の中東をどうとらえ、どう向き合うかについて考える連続ウェブ・セミナー(ウェビナー)を実施します。
 かつて中世イタリアの作家、ボッカッチョは、ペスト蔓延のなかの「外出禁止」を慰す物語として、デカメロンを書きました。現地に行けない分、現地の声や出来事に耳を傾け、考える時間はたっぷりあるのではないでしょうか。
 緊急事態宣言が解除されたとはいえ、東京では毎日多くの感染者が確認されています。この時代を反映し、中東木曜フォーラムでもZoomを用いたウェビナー形式で勉強会を実施します。不慣れなところもあるとは思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。


連絡・お問い合わせは、
千葉大学・グローバル関係融合研究センター内事務局
E-mail: glblcrss@chiba-u.jp

関連研究計画:計画研究B01