Online Book Launch 1 「ヤシーン・ハージュ・サーレハ『シリア獄中獄外』を読む――訳者・岡崎弘樹氏を迎えて」開催のご案内(7月15日配信)
Online Book Launch 1
ヤシーン・ハージュ・サーレハ『シリア獄中獄外』を読む
―訳者・岡崎弘樹氏を迎えて―

アサド政権下のシリアで政治囚として16年間投獄された著者ヤシーン・ハージュ・サーレハによる政治的省察『シリア獄中獄外』が、6月にみすず書房より刊行されました。これを機に、アラブ政治思想の研究者で、シリアに長く暮らした経験を持つ訳者の岡崎弘樹さんを迎え、獄中と獄外が地続きとなったシリアの政治状況を著者がどのように捉え、またその変革を求めてどのような理念を模索してきたのか、お話いただきます。
さらにコメンテーターとして、フランス文学・思想を専門とし、パレスチナ問題など世界各地の政治問題にも長年コミットしてきた鵜飼哲さん、イラクを専門とする中東政治学者の酒井啓子さんも加わり、「大きな監獄」と化したシリアの経験を、全人類的課題として考えたいと思います。
- 登壇者:
- 岡崎弘樹(日本学術振興会特別研究員)
- コメンテーター:
- 鵜飼哲(一橋大学名誉教授)
酒井啓子(千葉大学) - 司会:
- 山本薫(慶應義塾大学)
8/18追記
Online Book Launchの動画を掲載しました。
- 開催日時:
- 2020年8月3日(月)20:00~21:30
- 開催方法:
- Zoomウェビナーを利用したオンライン開催です。下記URLから事前登録して下さい。参加用のリンクが記載された確認メールが送られます。
https://keio-univ.zoom.us/webinar/register/WN_pZJg8PCySBqse7anLobjTA
主催: 新学術領域研究グローバル関係学B01班「規範とアイデンティティ:社会的紐帯とナショナリズムの間」
共催:中東現代文学研究会(科研費基盤A「トランスナショナル時代の人間と『祖国』の関係性をめぐる人文学的・領域横断的研究」)
問い合わせ:山 本薫(慶應義塾大学) E-mail: kaoruyama@keio.jp
関連研究計画:計画研究B01