連続ウェブ・セミナー「新型コロナウィルスと中東」第2回「湾岸諸国と新型コロナウイルス」開催のご案内(7月1日配信)

連続ウェブ・セミナー「新型コロナウィルスと中東」
第2回 「湾岸諸国と新型コロナウイルス」

司会:酒井啓子(千葉大学)

登壇者・テーマ:
堀拔功二(日本エネルギー経済研究所中東研究センター 主任研究員)
 「UAE・カタルの状況」
近藤重人(同上)「サウジアラビア・クウェートの状況」
日根大輔(同 研究主幹)「経済・エネルギー」
保坂修司(同センター長)「社会・宗教」

開催日時:2020年7月16日(木)15:00~17:00
開催場所:zoomを利用したオンライン開催

共催: 新学術領域研究「グローバル関係学」
日本エネルギー経済研究所中東研究センター
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)

*下記のフォームから参加登録をお願いいたします(開催前日までの登録を推奨・zoomウェビナー)。

参加申し込みフォーム(Googleフォーム)
https://forms.gle/AFymcSAwFYNx36sH9

【趣旨】
新型コロナウィルスの感染拡大は、第二派の到来の可能性も懸念されるなか、勢いが止まらない。特に、湾岸産油国の間では、ラマダン(断食月)後の感染拡大に加えて、原油価格の暴落・低迷が経済的にも大きな打撃となっている。さらにはイスラームの2大聖地を抱えるサウディアラビアでは、7月から始まる巡礼月に海外からの巡礼受け入れを停止するという、前代未聞の決定を行った。
ペルシア湾岸の産油国は、日本がその輸入原油の9割を依存する相手国である。日本にとって、エネルギー供給面での重要性のみならず、安全保障面でも極めて重要な湾岸産油国は、コロナ禍の今、どのような経済的、社会的打撃を受けているのだろうか。今後、どのような変化、展開が予想され、日本はそれに対してどう対処していくべきなのだろうか。
第二回連続ウェブ・セミナー「湾岸諸国と新型コロナウィルス」では、日本エネルギー経済研究所中東研究センターの第一線の研究者の方々に、ご報告いただく。

* * *

「中東木曜フォーラム」では、新学術領域研究「グローバル関係学」、日本エネルギー経済研究所中東研究センター、東京大学中東地域研究センター(UTCMES)とともに、オンラインで中東に関わる人たちをつなぎ、コロナ禍の中東をどうとらえ、どう向き合うかについて考える連続ウェブ・セミナー(ウェビナー)を実施します。
かつて中世イタリアの作家、ボッカッチョは、ペスト蔓延のなかの「外出禁止」を慰す物語として、デカメロンを書きました。現地に行けない分、現地の声や出来事に耳を傾け、考える時間はたっぷりあるのではないでしょうか。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、東京では毎日多くの感染者が確認されています。この時代を反映し、中東木曜フォーラムでもZoomを用いたウェビナー形式で勉強会を実施します。不慣れなところもあるとは思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。


連絡・お問い合わせは、
鈴木啓之 SUZUKI Hiroyuki (Ph.D.)
東京大学スルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座特任准教授
Project Associate Professor, The Sultan Qaboos Chair in Middle Eastern
Studies, The University of Tokyo
E-mail: c-hsuzuki87@g.ecc.u-tokyo. ac.jp

関連研究計画:総括班