連続ウェブ・セミナー「新型コロナウィルスと中東」第1回 「"コロナ"は中東に何をもたらしているか」 開催のご案内(6月9日配信)

新型コロナウィルスを巡る連続ウェブ・セミナーのご案内

この度、本科研で主催する連続ウェブ・セミナー「新型コロナウィルスと中東」を、「中東木曜フォーラム」の枠にて開催する運びとなりました。本科研主催事業としては、はじめてのWeb形式での開催となります。ぜひご参加を賜りましたら幸甚です。

連続ウェブ・セミナー(「中東木曜フォーラム」)
「新型コロナウィルスと中東」
第1回 「”コロナ”は中東に何をもたらしているか」

開催日時:2020年6月18日(木)17:00~19:00(終了時間は予定)
開催場所:zoomを利用したオンライン開催

主催: 新学術領域研究「グローバル関係学」
日本エネルギー経済研究所中東研究センター
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)

司会:酒井啓子(千葉大学)

登壇者:保坂修司(日本エネルギー経済研究所中東研究センター)
黒木英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
山岸智子(明治大学)

6月16日までに、下記のフォームから参加登録をお願いいたします。登録を頂いた方宛に、担当者よりzoomウェビナーへの参加手続き情報をお送りいたします。

参加申し込みフォーム(Googleフォーム)
https://forms.gle/2tpCrwbYcosfNQ4Q6

【趣旨】
新型コロナウィルスは、世界を震撼させている。感染自体への不安、社会からの孤立感、経済への影響、人種・民族間の対立と社会的差別の深刻化、そして国際政治の緊張…。世界は未曽有の危機と将来への不安のなかで、途方に暮れているといえよう。
そのようななかで、中東は二重にも三重にも、危機の大波を被っている。
今、コロナ禍のなかで、中東では何が起きているのだろうか。何が問題なのだろうか。そこに住む人々の生活は? 今後、彼らはどこへ向かうのだろうか?
* * *
「中東木曜フォーラム」では、新学術領域研究「グローバル関係学」、日本エネルギー経済研究所中東研究センター、東京大学中東地域研究センター(UTCMES)とともに、オンラインで中東に関わる人たちをつなぎ、コロナ禍の中東をどうとらえ、どう向き合うかについて考える連続ウェブ・セミナー(ウェビナー)を実施します。
かつて中世イタリアの作家、ボッカッチョは、ペスト蔓延のなかの「外出禁止」を慰す物語として、デカメロンを書きました。現地に行けない分、現地の声や出来事に耳を傾け、考える時間はたっぷりあるのではないでしょうか。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、東京では毎日多くの感染者が確認されています。また、中東各地でも感染のピークや、第一波をしのぐ大きさの第二派の到来が危惧されています。この時代を反映し、中東木曜フォーラムでも今回はじめてZoomを用いたウェビナー形式で勉強会を実施します。不慣れなところもあるとは思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。


連絡・お問い合わせは、
鈴木啓之 SUZUKI Hiroyuki (Ph.D.)
東京大学スルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座特任准教授
Project Associate Professor, The Sultan Qaboos Chair in Middle Eastern
Studies, The University of Tokyo
E-mail: suzuki@utcmes.c.u-tokyo.ac.jp
Tel: (+81) 3 5465 7754(office)
URL: http://researchmap.jp/abujaras/

関連研究計画:計画研究B01