ワークショップ「装いと規範」開催のご案内 (1月20日配信)
ワークショップ
「装いと規範」
- 【日時】
- 2018年2月10日(土)13:00-17:00
- 【会場】
- 京都大学東南アジア地域研究研究所
稲盛財団記念館2階213号室(セミナー室)
https://ciras.cseas.kyoto-u.ac.jp/access/(アクセス) - 【趣旨】
- 装いは、価値観や信念、思想、規範など、目には見えないものを映し出す鏡である。その時々のファッション(流行の装い)に目を向けたとき、我々は、それぞれの時代の人々が、どのような美意識を持ち、何を大切にしていたのか、そして、どのような枠組みの中に生きていたのか、その一端を知ることができる。本ワークショップでは、現代のイスラーム圏における複数の事例を通して、装いから何が見えてくるのか、「現代」「イスラーム」という共通項がどのような意味をもつのかを検討していく。
【プログラム】
- 司会:
- 村上薫(アジア経済研究所)
- 13:00-13:10
- 趣旨説明 帯谷知可(京都大学)
- 13:10-14:00
- 報告1 後藤絵美(東京大学)
「ニカーブをまとうまで―現代イスラームにおける「自己選択」の諸相」 - 14:00-14:50
- 報告2 帯谷知可
「ルモルとヒジョブの境界―社会主義的世俗主義を経たイスラーム・ヴェール問題」 - 14:50-15:00
- コーヒーブレイク
- 15:00-15:50
- 報告3 野中葉(慶応大学)
「インドネシアにおけるハラール化粧品の隆盛と女性たちの美意識」 - 15:50-16:10
- コメント
粕谷元(日本大学)
和崎聖日(中部大学) - 16:10-17:00
- ディスカッション
【主催】
- 新学術領域研究「グローバル関係学」(グローバル秩序の溶解と新しい危機を超えて―関係性中心の融合型人文社会科学の確立)B01「規範とアイデンティティ」(代表:酒井啓子)
- 京都大学東南アジア地域研究研究所CIRAS共同利用共同研究・個別ユニット「社会主義を経たイスラーム地域のジェンダー・家族・モダニティ」(代表:帯谷知可)
- CIRAS環太平洋研究ハブ形成拠点
【共催】
- CIRAS共同利用共同研究・複合ユニット「秩序再編の地域連関」(代表:村上勇介)
- 同個別ユニット「体制転換過程の比較研究」(代表:末近浩太、村上勇介)
関連研究計画:計画研究B01