ワークショップ「サッカーとグローバル関係学」開催のご案内 (9月27日配信)
ワークショップ
「サッカーとグローバル関係学」
サッカーに言葉は必要ありません。世界中のどこに行っても、ボールさえあれば、子どもたちがサッカーに興じ、やがて大人たちもそこに加わります。紛争によって疲弊した地域や貧困に苦しんでいる地域であっても、多くの人々がサッカーに熱中し、そこからワールドカップで活躍する強豪チームも生まれてきます。もちろん、良いことばかりではありません。サッカーが排他的なナショナリズムを煽ることもあれば、支配の道具になったりすることもあります。このワークショップでは、サッカーという共通の現象から世界各地の問題を読み解いていきたいと思います。
【日時】: 10月15日(日) 13時~18時
【会場】: 成城大学 5号館2階 521教室
http://www.seijo.ac.jp/about/map/(キャンパスマップ)
【報告】
- 服部倫卓(ロシアNIS貿易会)
- 「ロシアはワールドカップのレガシーを活かせるか?」
- 岩坂将充(同志社大学)
- 「トルコにおける市民社会とナショナリズム:フットボールが描く社会的亀裂」
- 菊池啓一(アジア経済研究所)
- 「国家とサッカー:アルゼンチンの事例」
- 楠田一千代(長崎大学)
- 「西アフリカのサッカー事例:サッカー協会とスポーツ省、プロリーグよりも人気のアマチュアリーグ」
- 佐藤真紀(JIM-NET(イラク医療支援NGO)事務局)
- 「戦時下のイラク、シリアにおけるサッカー事情」
- 細田晴子(日本大学)
- 「想像の共同体形成のためのサッカー:独裁制から民主制へ(スペインの事例)」
【コメント】
- 福島安紀子(青山学院大学)
- 山本敦久(成城大学)
- 主催:
- 科学研究費助成事業(新学術領域研究)「グローバル関係学」(B01班「規範とアイデンティティー」およびA01班「国家と制度」)
- 共催:
- 成城大学グローカル研究センター、成城大学法学部
- 問合せ:
- 福田宏(成城大学法学部 hifukuda@seijo.ac.jp)