研究会「ソシオン理論の概要と国際関係分析への適用可能性」開催のご案内(7月9日配信)

このたび研究計画A02班は、龍谷大学社会科学研究所アフリカ研究センターとの共催で、追手門学院大学経営学部准教授の石盛真徳氏を講師に迎え、下記の研究会を開催いたします。

■テーマ:
ソシオン理論の概要と国際関係分析への適用可能性
■趣旨:
ソシオン理論は、1990年代に関西大学の研究者によって構築され、その後、主に日本で発展を遂げてきた関係性モデルです。ソシオン(socion)とは、神経回路網(ニューラルネットワーク)をつくるのがニューロン(neuron)ならば、社会関係網(ソーシャルネットワーク)をつくるのはソシオン(socion)と呼べるのではないか、という発想から命名されたものであり、それは「社会をネットワークという視点からみたときの1単位」のことを意味します。
今回の研究会では、日本(関西)で生まれた、社会学や心理学の分析ツールであるソシオン理論の基礎と概要をゼロから学ぶとともに、国際社会や地域をひとつのネットワークとして捉えて、それらのより緻密かつダイナミックな分析のために、果たしてソシオン理論を援用できるのかどうか、その可能性と課題を模索します。
■講師:
石盛真徳氏(追手門学院大学経営学部准教授)
■日時:
2017年9月16日(土)15時00分~17時30分
■場所:
龍谷大学深草学舎 紫英館(6号館)2階 第一共同研究室
※アクセスマップ
http://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_fukakusa.html
※紫英館はキャンパスマップの⑩の建物になります。 http://www.ryukoku.ac.jp/fukakusa.html
■共催:
龍谷大学社会科学研究所アフリカ研究センター

関連研究計画:計画研究A02