山尾　大（やまおだい）　計画研究B02分担者

九州大学大学院比較社会文化研究院・准教授。
2010年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修了。京都大学博士（地域研究）。専門は、中東地域研究、国際政治学、比較政治学、特にイラク政治。2010年日本学術振興会特別研究員PD、2010年九州大学大学院比較社会文化研究院講師、2014年より現職。
主な著書は、『現代イラクのイスラーム主義運動』（有斐閣、2011年）、『イラクを知る60章』（明石書店、2013年、酒井啓子・吉岡明子との共編著）、『紛争と国家建設』（明石書店、2013年、第17回国際開発研究大来賞）、『「イスラーム国」の脅威とイラク』（岩波書店、2014年、吉岡明子との共編著）、【翻訳】ロジャー・オーウェン『現代中東の国家・権力・政治』（明石書店、2015年、溝渕正季との共訳）など。主な論文は、2012. "Iraqi Islamist Parties in International Politics", International Journal of Contemporary Iraqi Studies, 6(1), pp. 27-52.　2011「反体制勢力に対する外部アクターの影響」『国際政治』（166）, pp. 142-155.（第5回日本国際政治学会　奨励賞受賞）など。
日本中東学会評議員（2015年～）日本比較政治学会理事（2016年～）。