岩波叢書「グローバル関係学」シリーズ刊行開始記念Book Launch Series 3 「第七巻『ローカルと世界を結ぶ』を語る」 動画
2020年11月20日(オンライン開催)
五十嵐誠一(千葉大学・シリーズ編集代表/第七巻編集)による開会の挨拶と、序章、第一部「国家を越える人と思想」(第1章、第2章)の報告です。
- 序 章
- 絡み合うローカルとグローバル――国家を動かすのか、迂回するのか(酒井啓子(千葉大学・シリーズ編集代表/第七巻編集))
- 第1章
- 亡命者が媒介する「他者のまなざし」――亡命イラク人と域内・国際政治の関係(酒井啓子)
- 第2章
- グローバル化を強いられるイスラーム主義運動――ムスリム同胞団をめぐる関係性の変化と危機(横田貴之(明治大学))
第二部「歴史のなかのトランスナショナル・ネットワーク」(第3章、第4章、第5章)の報告です。
- 第3章
- 地中海におけるヨーロッパ内植民地――ドデカネス諸島をめぐる新たな帝国主義と抵抗運動のグローカル・ネットワーク(石田 憲(千葉大学))
- 第4章
- 沖縄はどこからきて、どこへゆくのか――独立の回路を求めて(佐藤幸男(富山大学))
- 第5章
- 戦間期におけるアジア・太平洋広域ネットワークをめぐる官民の相互作用――「太平洋問題調査会」を事例として(高光佳絵(千葉大学))
第三部「辺境からグローバルへ」(第6章、第7章、第8章)の報告です。
- 第6章
- トランスナショナルな運動の成功と国際的規範の揺らぎ――ラテンアメリカ先住民の事例(宮地隆廣(東京大学))
- 第7章
- 辺境からグローバルな権利運動へ――ボツワナと南アフリカにおけるサンの先住民運動(丸山淳子(津田塾大学))
- 第8章
- 関係性の記憶とその投影――大規模開発に直面したエチオピア農牧民の生活選択(佐川 徹(慶應義塾大学))
第四部「人間と自然の間のネットワーク」(第9章、コラム)の報告です。
- 第9章
- ミャンマーの周縁の森から見た相互依存の連鎖(竹田晋也(京都大学))
- コラム
- 医薬品の流通における国の機能と個人・グローバルの接点(清野薫子(東京医科歯科大学))
討論者である石川登(京都大学教授)と木畑洋一(東京大学・成城大学名誉教授)によるコメントです。
質疑応答と閉会の辞です。
岩波叢書「グローバル関係学」シリーズ刊行開始記念Book Launch Series 3
「第七巻『ローカルと世界を結ぶ』を語る」開催のお知らせ