修了後進路について

修了生の主な進路

 

大学

京都精華大学人文学部文化表現学科、広島市立大学国際学部、千葉経済大学経済学部経済学科、清和大学法学部法学科、日本大学法学部法学科、文教大学教育学部、東洋学園大学人文学部英米言語学科、獨協大学経済学部経営学科、城西国際大学国際文化教育センター、城西国際大学語学教育センター、 二松学舎大学政治経済学部、千葉大学文学部行動科学科、千葉大学法経学部法学科、千葉大学看護学部、千葉大学大学院社会文化科学研究科、千葉大学COEフェロー、駿河台大学経済学部、上智大学外国語学部英語学科、滋賀大学経済学部、琉球大学教育学部、弘前大学、神奈川大学、名古屋市立大学、山口大学時間学研究所、 広島女学院大学文学部日本語日本文学科、明海大学不動産学部ほか

大学(国外)

湖南大学外国語学院日本語学系(中国)、首都経済貿易大学労働経済学院(中国)、東北師範大学(中国)、華東政法大学法学部(中国)、上海交通大学外国語学院(中国)、大葉大学応用日本語学科(台湾)、北京第二外国語大学日本語学科(中国)、燕山大学外国語学院日本語学部(中国)、北京師範大学法学院(中国)ほか

研究機関

東京文化財研究所芸能部民俗芸能研究室、(財)千葉県文化財センター、日本学術振興会特別研究員、国連大学高等研究所特別プログラムいしかわ国際協力研究機構、埼玉県立博物館ほか

民間研究機関

(株)日本総合研究所調査部経済・社会政策研究センター、産業構造総合研究所、(特定非営利活動法人)日本医学交流協会医療団、(株)文化科学研究所都市文化研究部ほか

修了生からのメッセージ


三村 達也 さん (2012年9月 後期課程公共研究専攻修了/華東理工大学勤務)

研究課題と内容
私は本研究科博士後期課程(公共研究専攻)を2012年度修了した三村達也と申します。専門は日本近現代史です。直接には、西山夘三(1911-1994)という、日本の戦前戦時中において庶民住宅の研究を進めた建築学者の思想と行動を検討してきました。西山は、建築学研究を超えた多岐にわたる研究テーマに取り組み、常に研究の第一線を走り続けながら、学界内部だけにとどまらない多方面にわたる社会的活動も行った人物であり、それだけに時代の節々に顔を出す人物でもあります。それにも関わらず、現代社会において建築界を除き、西山は一般的にほぼ無名な存在でした。そこで私は、近代以降の日本社会に大きな足跡を残していながら、その研究が未だ十分に進んでいない西山のような学者を対象に据えて、それを徹底的に追いかけることで、近代以降の日本における住宅、特に庶民住宅史を研究史上初めて描けるのではないかと考えるに至り、取り組むことにしました。

大学院での研究環境、生活
実は、私は博士課程在籍時に縁あって中国安徽省にある大学(2011年8月以降は上海の大学へ移る)で働く機会を得たことから、博士課程2年次から社会人学生となりました。そのため、勤務先の大学が夏期・冬期の長期休みに入る度に一時帰国し、せっせと博論の課題を進めました。大学院には博士前期、後期課程の院生研究室が準備されており24時間使用する事が出来ました。また普段、大学院へ通えない私のような院生でも、大学院の単位取得を認めてもらえるような代替措置などが様々準備されていました。そのうえ、研究科等で学内研究費公募が毎年あり、私も積極的に応募し、博士課程在籍時は毎年研究助成を頂きながら研究活動を進めることが出来ました。さらに、指導教授や他の学内教員の方々、或いは、院生仲間から多くの研究サポートや助言を受ける機会にも恵まれ、お蔭で何とか4年で博論をまとめられたのだと思います。

今後の研究について
近年、歴史学界の一つの流れとして、日本史や中国史といった一国史ではなく、よりその地域範囲を広げて歴史を捉えようとする動きが活発です。特に、近代国家の「国史」はそれが書かれた時期の国際関係を抜きに考えることは出来ません。私の専門とする日本近現代史も今後は益々“自らの目で自国史を考える”だけでなく、“他者の目で自国史を考える”ことで、歴史をより深く理解しようとする姿勢、並びにその作業が求められてくると言えます。よって、私も今後は博論で得た成果を基にしながら、日本語だけでなく英語、さらに現在習得中の中国語などの史資料・文献とも格闘し、上記のような研究を進めていく予定です。

最後に
研究課題に取り組む時は毎回ワクワクします。ただ最近はそれだけでは駄目で、歴史研究を行うことの意義をきちんと考え、得られた成果を一般の人にも平易に伝える必要性を痛感しています。研究成果を多く出すことはもちろんですが、同時にそれらをきちんと伝えながら歴史の面白さや奥深さなどを語れるというのが、私が目指す歴史学者像です。


横田 智也 さん(2011年3月 前期課程先端経営科学専攻修了/千葉商工会議所勤務)


私は2011年度に先端経営科学専攻を修了し、今年で社会人2年目となりました。大学院では有価証券会計を研究していたため、選択した講義の大半は会計学科目でしたが、コンピュータ会計論のように企業会計の現状に即した内容の講義も充実しており、いつも新しい刺激を受けていました。また、公認会計士や税理士の先生による講義もあったので、実務における環境の変化について、専門家の生の声を聴くことができ、とても有意義でした。

修士論文の作成に関しては、途中、何度も報告を行っていたため、専門分野の知識が深まっただけでなく、論理的に説明する力やプレゼンテーション能力もかなり鍛えられました。現在、私は研究や分析とは縁遠い仕事をしておりますが、お客様や上司に説明を求められる機会が多いため、大学院での2年間は良い経験だったと思います。