本サイトでは、未来型公正社会研究の活動内容をご紹介します。 未来型公正社会研究は、千葉大学学内研究推進事業の一環である「リーディング研究育成プログラム」として2015年10月に 発足しました。発足以来、未来型公正社会研究は、21世紀のグローバル社会における貧困と格差、 社会的対立の深化を始めとする現代的な課題を念頭に、「公正社会」を中核テーマとして学際的な研究プロジェクトを 6年間にわたり実施し、国際的な共同研究ネットワークを新たに創出し、多くの先端的な研究成果を挙げることに成功しました。 そして、この活動は、公正社会研究の新展開へと引き継がれ、千葉大学の公正社会研究は、他に類を見ない 先端的な学術拠点として、独自の社会貢献を果たしていきます。
「公正社会のビジョン」の姉妹編「アフターコロナの公正社会」が2022年4月11日明石書店より刊行されました。 コロナ後に「公正な社会」を展望することは可能なのか? 本書では、国内外の研究者が、政治・経済・歴史・哲学および文化面を組み合わせながら探究しています。
千葉大学の本棚で紹介されました。こちらも是非ご覧ください。
未来型公正社会研究の集大成となる論文集「公正社会のビジョン」が2021年4月明石書店より刊行されました。 政治への不満、ジェンダー間の不平等、雇用不安。絶望感と諦めが充満するなかで、それでも「公正な社会」を実現することは可能か。 政治・経済・社会・法の諸側面を融合し討議を重ねてきたプロジェクトチームが、不公正な社会状況を打ち破る新たな秩序を提言しています。
2021年10月開催のシンポジウム「COVID-19 and Issues on Global Social Justice」につきまして、 シンポジウムを記録したワーキングペーパー「コロナ禍とグローバルな社会的正義」 ”COVID-19 and Issues on Global Social Justice” が刊行されました。 ■著者名:リンジー・オーズ教授(メルボルン大学) 小林正弥教授(千葉大学) アフサナ・ベゴム(千葉大学 大学院人文公共学府、後期博士課程) 他 ■発行日:2022年3月31日 ■言語:英語 ■論文閲覧:こちらから
当プロジェクトの紹介動画です。
未来型公正社会研究の歴史動態班は、2019年3月に第1期3年間の研究成果を「公正から問う近代日本史」(吉田書店)として刊行しました。 また、2019年9月に本書の刊行記念シンポジウムを開催しました。 基調講演は、東京大学の五百旗頭薫教授ならびに青山学院大学の高嶋修一教授が行い、 その後、執筆者自身による講演と応答が行われました。 「第2期」メンバーをはじめ、フロア参加者からも積極的な質問がなされ、活発な質疑応答が繰り広げられました。