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開催日:2006年12月15日(金)?16日(土)
会 場:千葉大学・人文社会科学系総合研究棟2階マルチメディア会議室
    JR西千葉駅北口、京成線みどり台駅より徒歩約10分
会議言語:主として英語(日英同時通訳つき)



主催:千葉大学21世紀COEプログラム「持続可能な福祉社会に向けた公共研究拠点」・「アジアの環境と公共性」研究会・千葉大学大学院人文社会科学研究科・日本貿易振興機構アジア経済研究所
助成:国際交流基金



12月15日(金)
セッション1:「伝統」、共同体、環境と公共性

10:00-12:15
菅 豊(東京大学)「日本におけるコモンズの変容:ある河川漁業の300年の歴史」

李 宇 衍(成均館大学)「森林資源利用のための共同管理の確立における政府の役割:解放前および解放後の朝鮮の経験(仮)」

井上 真(東京大学)「入れ子構造の森林ガバナンスのもつ両義性:インドネシア東カリマンタンにおける森と人との相互関係からの教訓」

12:15-13:15 <昼食>

13:15-15:55
北原 淳(龍谷大学)「近代タイにおける公共用地と公共資源保存の政策」

重冨 真一(アジア経済研究所)「公共性と自明視のコミュニティ:タイ農村における共有地の形成」

ミノーティー・チャクラヴァールティ=カーウル(Lady Shri Ram College、インド)「北インドにおける村落共同利用地・水・森林の自治(1803?2006年):持続的な環境文化からの教訓」

柳澤 悠(千葉大学)「南インドにおける村落共同利用地の歴史的変動」

16:00-17:20 討論

18:00-20:00 懇親会(千葉大学けやき会館)



12月16日(土)
セッション2:アジア・中東におけるグローバリゼーション・国家・市民社会

9:30-12:35
加藤 博(一橋大学)「エジプトの村は『共同体』か?」

ムハンマド・アブデル・アール(カイロ大学教授)「エジプト農民とグローバリゼーション」

長沢 栄治(東京大学)「門戸開放政策以降のエジプトの『軟らかい』権威主義体制下における都市の社会不安と社会運動」

アーイシェ・ブーラ(ボアジチ大学・トルコ)「貧困と市民権:トルコの事例研究」

ファーリフ・アブドゥル・ジャッバール(イラク戦略研究所)「戦後イラクにおける市民社会と、宗教、伝統および近代的諸結社の役割」

12:35-13:15 <昼食>

13:15-14:15 討論


セッション3:アジアにおける環境政策と社会変動

14:30-17:15
アミター・バーヴィスカル(経済成長研究所、インド)「世界的都市における環境主義:インド・デリーにおける都市貧困層と生活のための闘争」

寺尾 忠能(アジア経済研究所)「日本の産業政策と産業公害対策:アジア諸国へのインプリケーション」

何 明修(南華大学・台湾)「台湾の民主化過程における環境運動(1980?2004):抗議運動・政党・政策」

大塚 健司(アジア経済研究所)「中国における環境ガバナンスの改革:情報公開と公衆参加を中心に」

17:20-18:20 討論

閉会の辞